静岡県の農業について

静岡県は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、数多くの農産物が生産されています。その中でも茶とみかんは本県を代表とする農産物で、R4産出額は茶が全国1位、みかんは全国2位です。
また、温室メロン、いちごのほか、ばらやガーベラなど花きの施設園芸も盛んに行われており、新技術や新品種の導入により品質の高い多彩な農産物が全国に向け出荷されています。

令和4年農業産出額の作物別構成割合

野菜、果実が約45%を占める

農業産出額の作物別構成割合

令和4年産出額全国順位15位(単位:億円)

   

産出額全国順位

令和4年度静岡県の新規就農者について(企業参入数を除く)

地域別

西部が約37%を占める

地域別

出身別

非農家出身者が圧倒的に多い

出身別

就農形態別

雇用就農が約57%を占める

就農形態別

年齢別

   

年齢別

独立・自営就農者の作目区分別

独立・自営就農者の作目区分別

青年等就農計画制度

青年等就農計画とは、これから農業を始めようとする方が自らの農業経営に関する目標や必要となる施設・機械等についてまとめた就農に関する計画です。青年等就農計画制度は、この計画の認定を受けた新規就農者(認定新規就農者)に対して、資金や農地集積に関して重点的に支援するというものです。

申請様式等詳しくはこちら

1. 対象者

その市町の区域内において新たに農業経営を営もうとする青年等

  • 青年(原則18歳以上45歳未満)
  • 知識・技能を有する者(65歳未満)
    上記の者が役員の過半を占める法人

※農業経営を開始してから一定期間(5年)以内の者を含み、認定農業者を除く。(認定農業者とは、生産規模の拡大や経営管理の合理化などについて記載した農業経営改善計画を作成し、市町等から認定を受けた者)

2. 青年等就農計画の認定要件

  • その計画が市町の基本構想に照らして適切であること
  • その計画が達成される見込みが確実であること 等

3. 認定新規就農者のメリット措置

  • 青年等就農資金(無利子融資)
  • 経営発展支援事業
  • 経営開始資金
  • 認定新規就農者への農地集積の促進
  • 経営所得安定対策(ゲタ・ナラシ対策) 等
青年等就農計画の認定の流れ
  1. 青年等就農計画を作成し、市町へ提出
  2. 市町が基本構想に照らして同計画を審査
  3. 市町から当該計画申請者へ認定を通知
  4. 認定新規就農者となる(市町、都道府県等関係機関により、計画達成をフォローアップ)