がんばる新農業人支援事業

静岡県

農業で独立する人

支援します

研修生の状況

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令和5年度の募集は終了しました。
令和6年度の募集内容につきましては、令和6年4月頃に告知予定です。
現在、当事業への応募を検討中の就農希望者を対象に、短期間の農業体験を実施中です。
興味のある方は、下記ボタンをクリックして詳細をご確認ください。

このようなご相談をよくいただきます

農業で独立をするには、どのくらい資金が必要ですか?また、どの程度の収入が見込めますか?

まずは、農業経営を開始する際に必要な機械や施設等の導入に要する資金が必要です。これは作目や経営規模によっても様々なので一概には言えませんが、一千万円以上必要な場合があります。しかし、その高額な初期投資額を自分で全額現金で用意できていないといけない訳では無く、可能な限り補助金制度を活用して負担を軽減しながら、公的な融資制度も活用して経営を開始する場合がほとんどです。
また、研修期間や経営が安定するまでの生活資金なども準備しておくことが必要でしょう。収入については、資金と同様に作目や経営規模、経営スタイル次第で大きく変わってきますので、各研修受入先の情報を参考にしてください。

就農する地域を選ぶポイントはありますか?

山間部もあれば、平坦部もあり、また海に近いところもあります。子供がいるので、学校や病院が近くになければという方もいると思います。
栽培する作目もミカン、トマト、イチゴなど様々です。
さらに、新規就農は農業技術の習得さえ出来れば良いという訳ではなく、地域住民との協調も求められます。
現地を一度訪問して農業経営者から直接話を聞いたり、農業体験を行う等により、就農に向けた情報収集を行うとともに、本当にご自身の希望するライフスタイルに合うのか、しっかり検討を行いましょう。

研修生の皆さんは情報収集にどのくらいの期間をかけてますか?

過去に研修を開始した方々は、6割以上の方が1年以上、残りの方も最低半年~1年かけて情報収集を行っています。情報収集にかける期間は人それぞれです。自分が納得いくまで時間をかけてじっくり検討しましょう。

公社はこのようなことをご案内できます

まず相談してから、応募を考えてみてください。

農業の現状、就農地域の雰囲気、研修制度の内容について、ご存じない方も多いと思います。
まず当公社へ相談してから、応募を考えてみてください。

新規で就農された方の事例

自分ペースで、時間に縛られずに働けています

南雲 仁志 さん

御前崎市/施設野菜(イチゴ)
【JA遠州夢咲 管内】

南雲 仁志さん

自分で考え、判断して進められるところが農業の魅力です。失敗も全て自分に返ってきますが、上手くいけば嬉しいし、お金にも反映されるのでやりがいになります。また、就農1年目から県の品評会で入賞したことも、自分の自信になりました。
繁忙期は忙しいですが、仕事のやり方次第で、いくらでもその裁量を自分で決められるし、やるときはやる、休むときは休む、と自分のリズムで生活できるようになりました。会社員時代に必要不可欠だった腕時計は、今では付けなくなりました。

経営データ
  • 作 目
    施設野菜(イチゴ)
  • 就農時労働力
    本人、パート3人
  • 就農時経営規模
    19a(新設)
  • 就農年月/就農時年齢
    令和3年6月/38歳
  • 初期投資額
    3,500万円
活用した交付金や補助金等
  • 農業次世代人材投資事業(準備型)
  • 農業次世代人材投資事業(経営開始型)
  • 施設園芸大国しずおか構造改革緊急対策事業費補助金
  • 荒廃農地再生集積促進事業
就農に至るまでの経緯
就農に至るまでの経緯、南雲 仁志さん

前職は出版業界でした。体調を崩して入院し、自分の暮らし方や働き方を見つめ直そうと思っていたところ、その時食べていた病院食により食の大切さをあらためて実感したことから、就農について本気で考えるようになりました。
農業について3年ほど調べたり、体験するなどして情報収集し、がんばる新農業人支援事業に行き着きました。自力で就農する場合、農地、技術、販売先の確保が大変ですが、この事業はそれら全て支援してくれるため、安心して就農できると思いました。
就農するなら、地域で盛んに栽培されている地のもので、と思っており、その中でも、1人である程度回せる施設野菜での就農を考えていました。静岡県は首都圏との交通の便の良さや温暖な気候などの魅力が多く、新規就農者が多く輩出されていて、研修生同士のつながりもあり、産地として活発な遠州夢咲地域で、イチゴ栽培をしようと決意しました。

就農を考えている方へのメッセージ
就農を考えている方へのメッセージ

自分を受け入れてくれた地域への恩返しとして、後輩育成や新規就農希望者の受入れなどに取り組み、産地の維持発展に貢献していきたいです。
就農について悩んでいるのであれば、まずは積極的に動いてみてはどうでしょう。見学や体験を通してたくさん調べていく中で、自分に合うものが見つかってくるかもしれません。
この事業は、就農までを一体的にサポートしてくれますが、全て教わる受け身の姿勢ではなく、自分で仕入れた知識を研修によって確かなものにしていくくらいの前向きな姿勢で研修を受けた方が良いと思います。

がんばる新農業人支援事業とは

静岡県では、毎年、他産業から農業を志す青年等の新規就農希望者を募集しています。
各地域の先進的な農業経営者の下で、1年間、栽培技術や農業経営を実践的に学んでいただきます。
研修後は、研修受入地域において先輩経営者から助言が得られる環境の中で、農業経営者を目指します。
研修終了後は、研修受入地域内に就農することが前提となります。
この事業は平成16年度から事業を実施しています。
令和5年度の募集人数は、一次二次合わせて25人程度です。
御不明な点は、お気軽に遠慮なくお問い合わせください。

研修生の募集について

新人材育成タイプ・地域受入型/農業法人等受入型

地域受入連絡会(農協、市町、県、指導農家等)又は農業法人等と関係機関が、新規就農希望者に、1年間の実践研修や就農準備等の総合的支援を実施し、地域の担い手として育成する。

新人材育成タイプ・地域受入型/農業法人等受入型イメージ

応募資格

  • 農業経営の開始時に45才未満の者。ただし、農業経営基盤強化促進法の基本要綱第7第3項(1)に定めのある青年等の範囲を満たす者については50歳未満とする
  • 非農家または第2種兼業農家の出身者。ただし、県外出身者は専業農家または第1種兼業農家の出身者でも対象とする
  • 就農意欲が高く、研修終了後は研修受入地 域に就農できる者

研修期間

  • 事前研修 : 2ヶ月程度
  • 実践研修 : 1年間

募集地域(市町)及び作目

  1. ①JAふじ伊豆 なんすん地区管内(沼津市)
    ミカン
  2. ②JAふじ伊豆 伊豆の国地区管内(伊豆の国市)
  3. ③JA静岡市管内(静岡市)
  4. ④JAおおいがわ管内(焼津市)
  5. ⑤JAハイナン管内(牧之原市)
  6. ⑥JA掛川市管内(掛川市)
  7. ⑦JA遠州夢咲管内(掛川市、御前崎市)
  8. ⑧JA遠州中央管内(袋井市、磐田市)
  9. ⑨JAとぴあ浜松管内(浜松市)
  10. ⑩農業法人
募集地域(市町)及び作目 JA静岡市管内(静岡市)ジネンジョ、イチゴ JAふじ伊豆 伊豆の国地区管内(伊豆の国市)ミニトマト、イチゴ JAハイナン管内(牧之原市)イチゴ ⑩農業法人、青ネギ ⑩農業法人、落花生 JA遠州中央管内(袋井市、磐田市)トマト JA遠州夢咲管内(掛川市、御前崎市)イチゴ、トマト JAとぴあ浜松管内(浜松市)タマネギ、ミカン JA掛川市管内(掛川市)イチゴ JAおおいがわ管内(焼津市)イチゴ 募集地域(市町)及び作目

募集期間

令和5年8月1日(火)から令和5年9月11日(月)必着

現地視察及び説明会

①令和5年9月16日(土)
JAふじ伊豆 伊豆の国地区の地域
②令和5年9月23日(土祝日)
JAふじ伊豆、なんすん地区、伊豆の国地区の地域
④⑤令和5年9月24日(日)
JAおおいがわ、およびJAハイナンの地域
⑥⑦令和5年9月30日(土)
JA掛川市およびJA遠州夢咲の地域
⑧⑨令和5年10月1日(日)
JAとぴあ浜松、JA遠州中央の地域
③ 令和5年10月7日(土)
JA静岡市の地域
⑩ 随時実施
(株)おやさい、杉山ナッツ
  • 当日の日程は応募者に別途ご案内します。
  • 当日は、貸切バス等で移動します。自家用車での参加はできません。

研修準備セミナー

日程調整中オンライン開催

面接選考会

令和5年10月14日(土)

後継者強化タイプ

農業法人等が、関係機関と連携して、兼業農家後継者に、「新規作目の導入」や「加工・販売等の新規事業の立ち上げ(6次産業化)」に係る1年間の実践研修や就農準備等の総合的支援を実施し、経営の強化を促進する。

後継者強化タイプイメージ

応募資格

  • 農業経営の開始時に45才未満の者。ただし、農業経営基盤強化促進法の基本要綱 第7第3項(1)に定めのある青年等の範囲を満たす者については50歳未満とする。
  • 他産業に従事したことのある県内の兼業農 家の出身者。
  • 研修終了後は自家経営において、新規作目 の導入や加工・販売等の新部門の事業化 または事業拡大への取組が見込まれる者

研修期間

  • 事前研修 : 2ヶ月程度
  • 実践研修 : 1年間

研修場所

研修受入先の指導農家等と申請者(農家後継者)との調整により決定

募集期間

令和5年8月1日(火)から令和5年9月11日(月)必着

現地見学会及び面接選考会:募集期間終了後、随時実施

まず相談してから、応募を考えてみてください。

農業の現状、就農地域の雰囲気、研修制度の内容について、ご存じない方も多いと思います。
まず当公社へ相談してから、応募を考えてみてください。

がんばる新農業人支援事業と
併用できる補助金・融資制度など

①新規就農者育成総合対策(就農準備資金)
前年の世帯全体所得が600万円未満等の要件を満たした場合に、研修中150万円/年を交付
②新規就農者育成総合対策(経営開始資金)
前年の世帯全体所得が600万円未満等の要件を満たした場合に、経営開始後最長3年間150万円/年を交付
③新規就農者育成総合対策(経営発展支援事業)
就農後の経営発展のために必要な機械・施設の導入について、事業費の3/4を補助(国1/2・県1/4、ただし補助額上限あり)詳細はこちら
④施設園芸大国しずおか構造改革緊急対策事業
ふじのくにマーケティング戦略に選定されている戦略的作物等の生産のための鉄骨ハウス等を新設する場合に、事業費の1/3を県が補助(補助額上限あり)詳細はこちら
⑤青年等就農資金
農業経営の開始に必要な資金を3,700万円まで日本政策金融公庫が融資詳細はこちら

まず相談してから、応募を考えてみてください。

農業の現状、就農地域の雰囲気、研修制度の内容について、ご存じない方も多いと思います。
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