がんばる新農業人支援事業 | 公益社団法人 静岡県農業振興公社

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がんばる新農業人支援事業

自立就農を支援します

静岡県では、毎年、他産業から農業を志す青年等の新規就農希望者を募集しています。
「がんばる新農業人支援事業」では、3つのタイプの就農方法により、より実践的な研修が受けられます。

  • 新人材育成タイプ(地域受入型)
  • 新人材育成タイプ(農業法人等受入型)
  • 後継者強化タイプ

がんばる新農業人支援事業とは

静岡県では、毎年、他産業から農業を志す青年等の新規就農希望者を募集しています。
各地域の先進的な農業経営者の下で、1年間、栽培技術や農業経営を実践的に学んでいただきます。研修後は、研修受入地域において先輩経営者から助言が得られる環境の中で、農業経営者を目指します。

研修終了後は、研修受入地域内に就農することが前提となります。
この事業は平成16年度から事業を実施しています。

応募概要は、下記の通りです。
御不明な点は、お気軽に遠慮なくお問合せください。

令和5年度がんばる新農業人支援事業の二次募集を開始しました。
がんばる新農業人支援事業の紹介ページをこちらに公開しました。

募集区分

新人材育成タイプ
地域受入型
地域受入連絡会(農協、市町、県、指導農家等)が、新規就農希望者に、1年間の実践研修や就農準備等の総合的支援を実施し、地域の担い手として育成する。
農業法人等受入型
農業法人等が、関係機関と連携して、新規就農希望者に、1年間の実践研修や就農準備等の総合的支援を実施し、本県の担い手として育成する。
後継者強化タイプ
農業法人等が、関係機関と連携して、兼業農家後継者に、「新規作目の導入」や「加工・販売等の新規事業の立ち上げ(6次産業化)」に係る1年間の実践研修や就農準備等の総合的支援を実施し、経営の強化を促進する。

二次募集の人数は、21人程度です。


研修生の状況

平成18~令和3年度の研修生225名のうち、202名が就農し、それぞれの作物で農業を始めています。令和4年度は、19名が就農に向けて研修をしています。

就農を希望する方へ

農業を取り巻く状況は厳しく、新たに就農・参入するためには様々な問題があります。
自立就農をするには、農業経営を開始する際に必要な機械や施設等の導入に要する資金に加え、研修期間中や経営が安定するまでの生活資金など、ある程度の自己資金が必要になります。
また、農業技術の習得に加え、本人の努力・熱意、体力、地域住民との協調も求められます。
現地を一度訪問して農業経営者から直接話を聞いたり、農業体験を行う等により、就農に向けた情報収集を行うとともに、本当にご自身の希望するライフスタイルに合うのか、しっかり検討を行いましょう。
なお、その際は、各募集地域・作目で作成されている『新規就農支援プラン』(下記の「募集内容」において確認できます)も参考にしてみてください。
実際、令和3年度に研修を開始した方々は、6割以上の方が1年以上、残りの方も最低半年~1年かけて情報収集を行っています。


応募にあたって

この研修制度を希望する方は、まず当公社にご相談ください。来社もしくは電話をお願いします。
本制度は、自立就農を養成するための制度です。就職ではありません。
農業の現状、就農地域の雰囲気、研修制度の内容について、ご存じない方も多いと思います。
まず相談してから、応募を考えてみてください。


募集内容1 【新人材育成タイプ・地域受入型】

応募資格

  • 農業経営の開始時に45才未満の者。ただし、農業経営基盤強化促進法の基本要綱第5の2第3項(1)に定めのある青年等の範囲を満たす者については50歳未満とする
  • 非農家または第2種兼業農家の出身者。ただし、県外出身者は専業農家または第1種兼業農家の出身者でも対象とする
  • 就農意欲が高く、研修終了後は研修受入地域に就農できる者

研修期間

  • 事前研修 : 2ヶ月程度
  • 実践研修 : 1年間

募集地域(市町)及び作目

  1. JAふじ伊豆 なんすん地区管内(沼津市): ミカン
  2. JAふじ伊豆 伊豆の国地区管内(伊豆の国市): ミニトマトイチゴ
  3. JA静岡市管内(静岡市):ジネンジョイチゴ
  4. JAおおいがわ管内(焼津市): イチゴ
  5. JAハイナン管内(牧之原市): イチゴ
  6. JA掛川市管内(掛川市): イチゴ
  7. JA遠州夢咲管内(掛川市): イチゴトマト
  8. JA遠州中央管内(磐田市): トマト
  9. JAとぴあ浜松管内(浜松市): タマネギミカン

募集期間

  • 令和5年8月1日(火)から令和5年9月11日(月)必着

現地視察及び説明会

  • 令和5年9月16日(土) : JAふじ伊豆 伊豆の国地区 の地域
  • 令和5年9月23日(土祝日) : JAふじ伊豆 なんすん地区 の地域
  • 令和5年9月24日(日) : JAおおいがわ および JAハイナン の地域
  • 令和5年9月30日(土) : JA掛川市 および JA遠州夢咲 の地域
  • 令和5年10月1日(日) : JAとぴあ浜松 および JA遠州中央 の地域
  • 令和5年10月7日(土) : JA静岡市 の地域

※当日の日程は応募者に別途ご案内します。
※当日は、貸切バス等で移動します。自家用車での参加はできません。
※新型コロナウイルス感染症の感染状況により、現地視察の変更(WEB会議システムによるオンライン形式での開催など)をする場合があります。

研修準備セミナー

  • 日程未定 オンライン開催

面接選考会

  • 令和5年10月14日(土) 静岡市内

>> 応募書類などは、こちらから


募集内容2 【新人材育成タイプ・農業法人等受入型】

応募資格

  • 農業経営の開始時に45才未満の者。ただし、農業経営基盤強化促進法の基本要綱第5の2第3項(1)に定めのある青年等の範囲を満たす者については50歳未満とする
  • 非農家または第2種兼業農家の出身者。ただし、県外出身者は専業農家または第1種兼業農家の出身者でも対象とする
  • 就農意欲が高く、研修終了後は研修受入地域に就農できる者

研修期間

  • 事前研修 : 2ヶ月程度
  • 実践研修 : 1年間

研修場所(市町)及び作目

  • 牧之原市・藤枝市・焼津市・富士宮市 :  青ネギ
  • 浜松市 :  落花生

募集期間

  • 令和5年8月1日(火)から令和5年9月11日(月)必着
    現地見学会及び面接選考会 : 募集期間終了後、随時実施

研修準備セミナー

  • 日程未定 オンライン開催

>> 応募書類などは、こちらから


募集内容3 【後継者強化タイプ】

応募資格

  • 農業経営の開始時に45才未満の者。ただし、農業経営基盤強化促進法の基本要綱第5の2第3項(1)に定めのある青年等の範囲を満たす者については50歳未満とする
  • 他産業に従事したことのある県内の兼業農家の出身者。
  • 研修終了後は自家経営において、新規作目の導入や加工・販売等の新部門の事業化または事業拡大への取組が見込まれるる者

研修期間

  • 事前研修 : 2ヶ月程度
  • 実践研修 : 1年間

研修場所

  • 研修受入先の指導農家等と申請者(農家後継者)との調整により決定

募集期間

  • 令和5年8月1日(火)から令和5年9月11日(月)必着 
    現地見学会及び面接選考会 : 募集期間終了後、随時実施

>> 応募書類などは、こちらから